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防災の備蓄量はどのくらい?家族の人数別に、水・食料・トイレの量を一覧に

公開 2026.11.08情報の確認 2026.11.08読む時間 約6分地震雲ジャッジ編集部
防災の備蓄量はどのくらい?家族の人数別に、水・食料・トイレの量を一覧に

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この記事のポイント

  1. 1人1日の目安は、水3リットル・食料3食・携帯トイレ5回分
  2. 日数は最低3日分、できれば1週間分
  3. 人数と日数を掛け、早見表で家の量と比べる
目次
  1. 01防災の備蓄量を決める1人1日の目安
  2. 02防災の備蓄は何日分か、3日分と1週間分の違い
  3. 03家族の人数別の備蓄量の早見表
  4. 04防災の備蓄量で見落としやすい物
  5. 05まとめ:家族の防災備蓄の量を確かめる

防災の備蓄量がどのくらい必要なのか、家族の人数が増えるほど迷いやすくなります。

水は何本、食料は何食、トイレは何回分。

3つとも、1人1日の目安に、人数と日数を掛ければ決まります。

記事の数字は、2026年11月時点の農林水産省の家庭備蓄の資料と、内閣府のトイレのガイドラインの基準にもとづいています。

目安の出し方から、家族の人数別の早見表まで、順に見ていきましょう。

01防災の備蓄量を決める1人1日の目安

備蓄を始めるとき、何を何個買えばいいかで止まっていないでしょうか。

水とトイレには、公的な資料に1人1日の目安があります。

食料は、1人1日3食を日数分で数えるのが基本。

押さえる目安は、3つです。

  • 水は1人1日3リットルを目安にする
  • 食料は1人1日3食を、日数分そろえる
  • 携帯トイレは1人1日5回分で数える

3つの目安さえ覚えれば、あとは家族の人数と日数を掛けるだけ。

1つずつ、根拠と一緒に見ていきます。

水は1人1日3リットルを目安にする

農林水産省の「災害時に備えた食品ストックガイド」の目安は、飲み水と調理用の水を合わせて1人1日およそ3リットル。

3リットルには、飲む分だけでなく、調理に使う分も入っています。

2リットルのペットボトルなら、1人1日1.5本。

同じ資料の家庭備蓄の例では、大人1人の1週間分として、2リットル×6本の箱を2箱あげています。

2リットル×12本で24リットルになり、3リットル×7日の21リットルを少し上回る量。

食料は1人1日3食を、日数分そろえる

食料の数え方は、1人1日3食を、備える日数の分だけ。

4人家族の3日分なら、3食×4人×3日で36食。

主食には、お湯や水で戻すタイプがあります。

1週間分なら、4人家族で84食になるでしょう。

携帯トイレは1人1日5回分で数える

内閣府の「避難所におけるトイレの確保・管理ガイドライン」は、トイレの平均的な使用回数を1日5回としています。

家庭の携帯トイレも、「5回×人数×日数」で数えるのが基本。

東京都の資料でも、成人は1日に5〜7回トイレに行くといわれ、3日間で15回分程度を備えるとよい、としています。

千葉市の資料によると、災害時は電気・水道の停止や排水管の破損で、水洗トイレが使えなくなる場合があります。

1人1日5回分を、最低ラインとして考えておきましょう。

02防災の備蓄は何日分か、3日分と1週間分の違い

何日分を備えるかで、必要な量は2倍以上変わります。

農林水産省の資料によると、家庭の食品の備蓄は、1人あたり最低3日分から1週間分が望ましいとされています。

日数の目安は、2つ。

  • 最低3日分は、支援物資が届くまでの日数
  • 1週間分は、物流が止まる日数を見込んだ量

まずは3日分をそろえ、そこから1週間分へ足していく順番が、無理のない進め方でしょう。

最低3日分は、支援物資が届くまでの日数

最低3日分という目安には、理由があります。

大きな災害のあと、支援物資が届くまで3日以上かかることが想定されているからです。

届くまでの間を、家の備えでしのぐという考え方。

3日分は、家にいて助けを待つための、最初の目標になります。

1週間分は、物流が止まる日数を見込んだ量

1週間分という目安は、もう一段長い期間を見たもの。

農林水産省の資料では、物流が止まって、1週間は食品が手に入らないことも想定されています。

水・食料・トイレを1週間分そろえておくと、物流が止まる期間にも備えられるでしょう。

03家族の人数別の備蓄量の早見表

自分の家の人数に当てはめて、数字で確かめてみましょう。

早見表の数字は、水3リットル・食料3食・トイレ5回を、人数と日数に掛けて出した量です。

日数ごとに見る表は、2つ。

  • 3日分なら、4人家族で水36リットル・食料36食・トイレ60回分
  • 1週間分なら、4人家族で水84リットル・食料84食・トイレ140回分

4人家族の1週間分では、水は2リットルのペットボトルで42本になります。

家の中に置ける場所も、表の数字を見ながら考えておきましょう。

3日分なら、4人家族で水36リットル・食料36食・トイレ60回分

3日分の早見表です。

2リットルのペットボトルの本数は、端数を切り上げています。

6人以上の家族は、1人増えるごとに、水9リットル・食料9食・トイレ15回分を足してください。

人数 水 2Lペットボトル 食料 携帯トイレ
1人 9L 5本 9食 15回分
2人 18L 9本 18食 30回分
3人 27L 14本 27食 45回分
4人 36L 18本 36食 60回分
5人 45L 23本 45食 75回分

1人暮らしでも、3日分の水は9リットル。

2リットルのペットボトルで5本と考えると、思ったより多いと感じるかもしれません。

1週間分なら、4人家族で水84リットル・食料84食・トイレ140回分

1週間(7日分)の早見表です。

人数 水 2Lペットボトル 食料 携帯トイレ
1人 21L 11本 21食 35回分
2人 42L 21本 42食 70回分
3人 63L 32本 63食 105回分
4人 84L 42本 84食 140回分
5人 105L 53本 105食 175回分

6人以上の家族は、1人増えるごとに、水21リットル・食料21食・トイレ35回分を足します。

水は、4人家族の1週間分で84リットル。

2リットルのペットボトル42本は、6本入りの箱で7箱にあたります。

携帯トイレは、4人家族の1週間分で140回分が目安です。

関連記事・備蓄の量携帯トイレは何回分いる?家族の人数別の必要数と、先に備える理由

04防災の備蓄量で見落としやすい物

水や食料はそろえていても、量が足りていない物があります。

内閣府の世論調査(2025年、速報値)でも、物によって、備えている人の割合に大きな差が出ています。

見落としやすい物は、2つ。

  • 携帯トイレを3日分以上備えている人は、27%にとどまる
  • カセットボンベは、1人1週間で6本が目安

どちらも、普段の暮らしでは使う機会が少なく、量を意識しにくい物です。

携帯トイレを3日分以上備えている人は、27%にとどまる

内閣府の「防災に関する世論調査」(2025年、速報値)で、3日分以上を備蓄している人の割合を見てみます。

飲料水は69.8%、食料品は59.7%。

一方で、携帯トイレは27%にとどまっています。

水洗トイレが使えなくなる日に備えて、トイレの回数を数えておく必要があります。

水と食料をそろえた家庭も、トイレの回数は早見表の数字と比べておきましょう。

カセットボンベは、1人1週間で6本が目安

停電やガスの停止に備えるなら、カセットコンロとボンベも量で考えます。

農林水産省の家庭備蓄の例では、大人1人の1週間分として、カセットボンベ6本をあげています。

お湯を沸かせば、お湯で戻す主食を食べられるでしょう。

ボンベの本数は、家で煮炊きする回数を思い浮かべて、6本を目安に増減するとよいでしょう。

05まとめ:家族の防災備蓄の量を確かめる

家族の備蓄の量は、次の3点で決まります。

  • 1人1日の目安は、水3リットル・食料3食・携帯トイレ5回分
  • 日数は最低3日分、できれば1週間分
  • 人数と日数を掛け、早見表で家の量と比べる

4人家族の1週間分なら、水84リットル・食料84食・トイレ140回分が、防災の備蓄量の目安になるでしょう。

地震雲ジャッジの「家の備えを確かめる」では、家族の人数(1〜10人)と日数(3日・7日)を選んで計算できます。

計算するのは、水・非常食・携帯トイレの必要量。

家にある物にチェックを入れると、足りない物が優先順に並びます。

人数で計算する家の備えを確かめる

出典・写真のクレジット

地震雲ジャッジ編集部気象庁・内閣府・農林水産省・学会などの公開資料を開いて確かめ、出典と確認日をつけて書いています。記事の作り方

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